ジックボードM工法
複合マンホール更生工法・防食工法(D種)
マンホール形状(円形・矩形)を問わず更生が可能。
ジックボードM工法は、マンホール更生工法と防食工法に求められる性能を兼ね備えた工法です。
ジックボードを、既設マンホール内面に隙間を設けて設置し、この隙間にジックグラウトを充填します。
これにより、ジックボード裏面の立体クロスとジックグラウトが強固に絡み合い、ジックボードと既設マンホールが一体化し外力に対抗する工法です。
特長
- 非常に厳しい環境下にある施設や
長期の耐久性が求められる施設に適応できます。 - ジックボードは工場成型品であり、均質高密度の防食被覆層で優れた
遮断性を有し、腐食物質を浸透させる恐れがありません。 - 目地は成型品と耐食性シールの二重構造とし、応力集中などによる
目地部の損傷を防止する優れた耐久性機能を付与しています。
適用範囲
【更生工法】円形マンホール
組立マンホール:1~3号 現場打ちマンホール:1~3号
矩形マンホール:内のり寸法2400㎜×2400㎜(有筋)以下
マンホール深さ:10m以下
【防食工法】円形マンホール:内径900㎜以上のマンホール
矩形マンホール:内のり寸法900㎜×600㎜以上で作業者が施工可能な規模のマンホール
マンホール深さ:制限なし
施工断面・審査証明
■ジックボードM工法(複合マンホール更生工法・防食工法)
公益財団法人 日本下水道新技術機構より、
建設技術審査証明(下水道技術 第2124号)を取得しました。