ジックレジンNP-143F工法(耐候性仕様)
(有機系被覆工法 硬質塗膜)
オープン水槽における紫外線対策の耐候性仕様
ジックレジンNP-143F工法(耐候性仕様)は、NP-143F工法の紫外線劣化を防止するためにポリウレタン樹脂をトップコートとして施したオープン水槽に適用する耐候性仕様です。浄水場施設の沈殿池・ろ過池等のオープン水槽への適用に適しています。
特長
- NP-143F工法の特長に加えて下記の特長を持っています。
- 耐候性に優れたポリウレタン樹脂「クリーンコートU」をトップコートとして使用しています。
- 直射日光下のオープン水槽で紫外線による悪影響を受け難く耐候性に優れています。
- 長期間に渡り美しい色つやを保持します。
■施工仕様例
工程 | 使用材料名 | 塗り重ね間隔(20°C) (前工程終了後) |
標準使用量 (kg/m²) |
塗り回数(回) | 硬化塗膜厚さ(㎜) |
---|---|---|---|---|---|
素地調整 | ジックレジンHE104X | 下地処理後 短期間内 |
1.0 | 1~2 | ー |
上塗① | ジックレジンF610T | 16時間以上7日以内 | 0.26 | 1 | 0.5以上 |
上塗② | ジックレジンF610T | 12時間以上7日以内 | 0.26 | 1 | |
上塗③ | ジックレジンF610T | 12時間以上7日以内 | 0.26 | 1 | |
プライマー | サンファースト Eクリヤー |
16時間以上 7日以内 |
0.18 | 1 | ー |
トップコート① | クリーンコートU | 16時間以上 7日以内 |
0.15 | 1 | ー |
トップコート② | 0.15 | 1 |
※施工対象部位のコンクリート表面に豆板・段差・漏水箇所等の欠陥がある場合は、施工に先立って適切な方法で補修してください。
※JWWA K143硬化塗膜の規格値・・・0.5㎜以上
※素地調整の標準使用量は、下地コンクリートの状況により変動する。