(有機系被覆工法 軟質塗膜)

水道用コンクリート水槽内面
FRPライニング工法

ジックアクア149工法は、日本水道協会JWWA K149規格を満たし、軟質ポリエステル樹脂と耐食ポリエステル樹脂を複合した水道用コンクリート水槽内面FRPライニング工法です。

ジックアクアプライマー ジックアクアパテ ジックアクアP810+ガラスマット ジックアクアP820+サーフェイスマット ジックアクアP830T


 


特長

  • 厚生労働省令等の水道施設に関する水質基準とJWWA K149規格を満たし、水道施設コンクリート水槽内面へ適用できます。
  • 軟質ポリエステル樹脂をガラス繊維で強化したFRPライニング工法で、柔軟性と高強度を兼ね備え、防食性と防水性を発揮します。
  • 高い強度と柔軟性によりひび割れ追従性を高めています。
  • 耐候性に優れます。

対象施設

  • 水道用コンクリート水槽内面:配水池・受水槽・浄水池等の浄水施設。
  • その他のコンクリート水槽内面:ファームポンド、防火水槽等。

■施工仕様例



工程 使用材料名
標準使用量
(kg/m²)
硬化塗膜厚(㎜)
プライマー ジックアクア
プライマー
下地処理後
短期間内
0.12
パテ ジックアクアパテ 16時間以上
屋外2日、屋内3日以内
0.5
FRPライニング ジックアクアP810
ガラスマットEM450
16時間以上
屋外2日、屋内3日以内
1.2
1.1m²/m²
1.2以上
中塗りライニング ジックアクアP820
ガラスサーフェイスマット♯30P
16時間以上
屋外2日、屋内3日以内
0.7
1.1m²/m²
上塗り ジックアクアP830T 16時間以上
屋外2日、屋内3日以内
0.3

※中塗りライニング施工前にFRPライニングに凹凸がある場合はサンディングを行う。
※塗り重ね間隔を過ぎた場合は表面目荒しを行った後に塗り重ねを行う。
※別途硬化材等が必要。

■塗膜性能

項目 品質規定 試験結果
コンクリートとの
付着強さ
標準状態 1.5N/㎟以上 適合
吸水状態 1.2N/㎟以上 適合
耐衝撃性 割れ・はがれがないこと 異常なし
耐アルカリ性 膨れ・割れ・はがれがないこと 異常なし
透水性 透水量0.2g以下 適合
塩素イオン透過度 1.0×10⁻³mg/㎠・日以下 適合
低温・高温繰返し 割れ・はがれがないこと 異常なし
溶出性 基準値以下 適合
浸出性 基準値以下 適合

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